「夜の街より」



大好きな街だから 大切な街だから
静かに揺れる夜を貴方にも見せたい

流れてる時だから 大切な今だから
海の先へと続く 貴方のいる世界へ

港が唸りを上げる時 街の視線が 空に集まり 
光り輝く天の大時計 花火にも似た夢を放つ

この場所を歩いてる 大切な場所だから
貴方が去ったあの日今も残る言葉達

あれから一月が経ち ざわめく海の果てに
置き忘れた「さよなら」 そっとしまっておくよ

暗闇をまとったカーテン 海の端まで覆い隠す
幾千人もの涙を 深く深く閉じ込めてる



大好きな街だから 大切な街だから
昇り始めた陽射し 微笑む貴方の様に

今日もここにいます 港を歩いています
振り向けばふと出逢う あなたに似ている誰か