「通り道、吹く風」



 歩いてきた道 少し風が吹いてる
 目的地に手が届く日 ただ信じて歩いた

 目の前の道は果てしなく 少し俯いて溜息
 時と共に目が悪くなった 目的地はもう通り過ぎてた

 今すぐ飛んでいけたら この地球の裏側まで
 今すぐ声を届けたい この世界のどこかに
 今すぐ飛んでいけたら 時間さえも越えて行く
 今すぐ夢を叶えたい 優しい風の中

 それはよく晴れた日でした 何気ない日常
 君と出会えたことだけが 何より非日常

 歯車は回り始めた この軌道のどこかで
 何度でも出遭うだろう 夢への通り道

 明日も通り道 まだまだ通り道
 この風が吹く限り