「小さな君へ」



いつも小さく見えてた君が また遠く離れた
無口になった携帯が 今はちょっと悲しいよ

忙しい日々繰り返すから またすれ違う でも
この歌でまた笑顔になれた 頑張ってみるね

不安な夜繰り返し 眠れない時は
温かい珈琲 一緒に見た雑誌 ねえ あの頃と同じ

並んで座ったあのベンチ 夢を語る代わりに歌った
君の右手に缶コーヒー
僕の右手に古いギター
言葉じゃない安らぎをただ抱き締めていたんだね

一人でいる孤独や悩みなど 朝日の輝きに放り投げた
目の前の道路の様に
二人の今も続いていく
そう思えてた何気ない時間 

そして そう それなのに

君はただいない
今はここにいない

だけど ただ それでもね


僕はただここにいるよ
大丈夫ここにいるよ

今はちいさな君へ ちゃんと届いているかな