「フォアグラチャーハン」




そう空っぽの時代さ 何の真実も無い
時間の流れが作り出した 大きな矛盾だね

街も人も何も皆 枯れきった「現代(いま)」を
例えるならばそう フォアグラチャーハン
光輝くドレスを身に纏って 着飾る事ばかりを憶えた
国籍さえも持たない 哀れな人間(いきもの)ばかり

一粒一粒噛み締めてみれば その濃厚な味わいの中で
素朴で飾り気の無い ありのままの自分に出逢えるから

派手なメイクはいらない そのままの笑顔が素敵さ

だから今ここから 素直な気持ちで向き合おう